地域通貨 Reneria

地域通貨「Reneria」リネリアの発行と利用について

本事業の背景

平成23年10月に策定された気仙沼市震災復興計画の柱の中に、この震災を機に化石燃料や原子力に頼り切るのではなく、エネルギーを分散しておくことが災害時には強く、地域内で自給できるエネルギー体制を構築すべきであるという事が計画に盛り込まれました。

それに基づき関係業界で太陽光、風力はじめ様々な調査研究が開始されました。その中に地元の森林資源をエネルギーとして使う、しかもそれは山の手入れをしながら産出される間伐材を活用できれば、これまで材価の低迷により手を出せなかったリアスの山々に手入れを施すことができ、結果、山に残る木々はより大きく将来の需要に備えられ、かつ森はこれまでより豊かになり、元来の豊かな養分をリアスの海に贈り出し、リアスの里も山からエネルギーという形で恵みを受けることになる。そんな新しい、しかし良く考えると昔からある地域の自然との関係を創っていこうという取り組みが木質バイオマス事業への挑戦なのであります。

この事業の中で更に森から出される恵み(木材)への対価を、リアスの里の中でより循環してもらうために生まれたのが、リアスの森の通貨「Reneria」リネリアです。リアスの海山里の自然環境・食・文化・風習、あらゆる地域固有の財産を保全・継承・活用しながら、持続発展可能な社会を創造するスローフード都市としての理念のもと、スローフード気仙沼のご協力を頂きながら発行運営していくもので、券面も本事業の概念と合わせスローフード気仙沼の山内宏泰氏にデザインして頂きました。

本券は地域内で産出されるバイオマス燃料用木材に支払われる金額の50%相当分として、材を出す山の運営者に発行され、市内で協力していただける利用可能店で使用できるというものです。今後本格化するエネルギーの多様性、木質バイオマスの導入に向け、総務省の指導による調査研究のため平成25年3月までテスト導入され、同年4月から本格導入されました。

現在は140を超える加盟店舗での利用が可能となっており、今後も市内の多くの店舗で利用が出来るように運営して参ります。本券の流れとルールは以下の通りとなりますので、市民の皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

リネリア加盟店一覧 (PDF)

 

1. 全体の流れ

Reneriaについて

2. 発行
  • 気仙沼地域で自伐林業家(自分の山或いは他人の山を問わず自ら森林の間伐を繰り返し行いながら森を育成すると同時に材を産出していく林業家)によって産出される間伐材を燃料用として買取り、その対価のうち50%を本券で発行します。
  • 発行は、平成25年3月までとし、その後の継続は、後日決定します。
3. 券
券面(見本)

Reneria 券面見本

  • 上記、本券の発行は気仙沼地域エネルギー開発㈱が行う。
  • 有効期限は、発行日から6ヶ月間とします。
4. 利用方法
  • 券面裏に記載の市内利用可能店で1枚 1,000 ria(千円と同価)として利用できます。
  • その発行目的から、つり銭は発生しない様に利用するものとします。
  • 回収した店および個人は利用経過欄に自店名記入捺印し、有効期間内であれば何度でも利用可能店で再利用できるものとします。
5. 加盟店(利用可能店)について
  • 加入金:無料
換金および保証
  • 換金とその保証は、気仙沼地域エネルギー開発(株)および(株)気仙沼商会が行います。
  • 換金時には手数料は掛からないものとします。
  • 発行後、1度以上利用されたものは、いつでも誰でも換金できます。
  • 換金が5万円を超える場合は、お電話いただいたのちお越しください。
  • 換金お取り扱い時間 9:00〜17:00(㈱気仙沼商会本社にて)
6. 加盟店の募集について

テスト導入は、スローフード気仙沼会員の店舗および復興支援のため復興店舗、復興仮設店舗を中心に行われました。現在もReneria (リネリア)の利用可能店を募集しています!

気仙沼地域通貨 Reneria(リネリア)加盟店加入申込書(PDF)